代表メッセージ
King of Tiny Roomが発足した2016年からの数年間で、アカペラを取り巻く環境は大きく変わりました。インターネットの普及により、より遠くの人や、より離れた年代の人たちとも容易にコミュニケーションが取れるようになりました。
私たちKing of Tiny Roomは、インターネットの力を使って、より多くの人がアカペラをしやすくなる環境づくりを、1つのミッションに据えています。
King of Tiny Roomという名前の由来は、発起人である3名の頭文字(Keisuke, Takumi, Ryu)からきておりますが、King of Tiny Roomを日本語にすると「ちっちゃな部屋の王様」となります。
私たちは、誰もがアカペラを通じて人生の主役になれる世界を夢見ています。そしてそれを実現するために、様々なサービスを立ち上げています。その過程で多くの繋がりが生まれ、多くの学びを得ています。それは決して特別なことではなく、私たち人間の誰もが得ることのできるものだと考えています。
この文章を読んでくださっている、ということは、King of Tiny Roomに興味を持ってくださっている、ということと推察致します。様々な活動を通して、こうしてインターネット上で私たちのことを知ってくださるような機会は、決して当たり前ではありません。少しでも興味を持って頂けたら、どんな内容でも構いませんので、まずはご連絡を頂けると幸いです。あなたが考えている理想を実現することが、私たちのミッションの1つでもあるのです。
King of Tiny Room 代表
CTOメッセージ
私がアカペラを始めたのは2010年。当時と比べ2023年現在は、アカペラ人口は増えたし、SNSやYouTubeといったインターネット文化が発達しているし、スマートフォンが当たり前だし、アカペラを楽しみやすい環境になっていると言えます。
しかしながらまだまだ解決せなばならない課題はあります。例えば、地方ではサークル員集めに苦労しているし、アカペラの練習の進め方がわからないし、日々の練習やイベント出演で発生する交通費、移動時間にひいひい言っています。一方で首都圏では、アカペラ人口が多いがゆえに大会やイベントの審査が通過しづらいし、活躍しているアカペラーが身近に多いから、その気がなくても比較して自分を卑下してしまうことも。
また、活動エリアに関わらず、YouTubeやSNSにおけるいいねの数で残酷な評価をされることも。「何ヶ月も練習した演奏動画のいいねが20だけ…?あの企画バンドは100いいねもされているのに…。」そんな経験をされた方もきっと多いはず。
これらはあくまでも一例ですが、他にもまだまだ課題がたくさんあります。現実的にすべてを解決することは不可能ですが、せめてどれか1つでもいいから何かを解決したい!1人でも多くの方がもっとアカペラを楽しめるようにしたい。悲しい思いをしないようにしたい。
アカペラ演奏をしている人だけではなくて、これからアカペラ演奏を始めてみたい人、アカペラ演奏を聞きたい人、アカペラで何か成し遂げたい人…。アカペラを楽しむ様々な立場の、様々な想いに向き合い、地道にコツコツと活動してまいります。
King of Tiny Room
吉田圭佑